Tabrik といえばこのギャザーローブ。 裾の切り替えの楽しさ,袖の膨らみ,ボタンの付け方などなど,Tabrikのエッセンスが凝縮されていると思います。 リネン素材のアタリが美しく、一年を通して着ることができるのも魅力のひとつです。 こちらは,徳島で本藍染されたものです。 職人さんが自ら蓼藍の種を撒き,無農薬無肥料無施水で育て,じっくりと乾燥させます。 その後,乾燥した葉を発酵させます。一週間に一度,上下をひっくり返し,筵をかけて温度を70度に保ち,3ヶ月ほどかけます。 こうしてできた藍の染料を甕に入れ,50度ほどに熱した灰汁を入れ,さらに2週間から1ヶ月かけて藍が目覚めるのを待ちます。 こうして,ようやく染めが始まります。藍甕の中で泳がせ,絞って空気に触れて参加させ,水洗いをして余分なものを落として天日干し,という作業を何回も,何日も繰り返します。 工程が変わる日は全て大安の日に行われます。 気が遠くなるような丁寧な仕事と時間をかけて,この美しい色が作られると思うと,特別愛おしく思われます。 自然の力と人の手を通して生まれた,ひとつの作品のようなお洋服。 手に取るととてもパワーを感じます。 いつもTabrikには驚かされてばかりです。 皆様もぜひ楽しい仕掛けと美しいデザインに触れてみてください。 <天然染めの注意点など> 天然染めは全て中性洗剤で手洗いでお願いします。 漂白剤や蛍光剤が入った洗剤はお避けください。 タンブラー乾燥を避け,形を整えて陰干ししてください。 かんきつ果汁が付着すると部分的に色落ちしてしまいますので,すぐに洗い流してください。 経年変化によりゆっくりと変化していく色味もお楽しみください。 藍染は,1,2ヶ月に1度水で濯ぐと日焼けや藍の灰汁が取れ,すっきりとした色を長く楽しんでいただけます。 Tabrik オリジナルの生地やアンティークのパーツを組み合わせるなど,どこか異国の地だったり,時空さえも超えた世界を感じさせる不思議な魅力に溢れるブランドです。一目見たときから惹きつけられるだけでなく,随所に小さな仕掛けが施されているのも楽しい。 ※掲載写真は、実商品のカラーにできるだけ近づけるよう努力はしておりますが、お使いのモニターや画面設定等によっては、色が異なって見える場合もございますので、予めご了承下さい ※当商品の詳細や、その他お問い合わせにつきましては [ contact ] より、商品名付近に記載されている”SKU(商品番号)”をご記入の上、お問い合わせ下さい
tabrik / gather robe (本藍濃)
SKU: 191301
¥63,800価格