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uramichi FARMの野菜の品質

何件かお問い合せがあったので、uramichi FARMの野菜の品質について少しご説明いたします。


uramichi FARMでは主に露地野菜を栽培しておりますが、農薬や化学肥料は一切使用しておりません。

種はF1を使用しておりますが、遺伝子組み換えも一切使用しておりません。肥料は使っていますが、有機肥料を使用しております。

不耕起・無施肥・自然農法は採用しておらず、農業機械やビニール製の農業資材も使用しており、完全なゼロウェイストではありませんが、可能な限り化学の力に頼らず、安心安全な野菜を提供したいと思っております。


「栽培期間中 農薬・化学肥料不使用」と表記して販売しておりますが、これは日本の法制度上、organicとか有機野菜といった表記をするには、有機JASの認定を受ける必要があるからです。これには多額の費用と労力を要するので、個人農家にはハードルが高く、uramichi FARMではまだ取得しておりません。有機JASの認定を得られる水準で栽培はしておりますが、認定は得ていないので、「栽培期間中 農薬・化学肥料不使用」という表記をして販売しております。


農薬も化学肥料も使わずなぜこんなに綺麗な野菜が作れるのか?uramichi FARMにとってはこの上なく光栄な嫌疑です。


以前のブログでもご紹介しましたが、「農薬を使わずに野菜なんてできるわけがない。無農薬とか言って夜中に誰も見てないところで農薬かけてんだ。」というご主張を幾度となく伺いました。また、「無農薬野菜は形が悪かったり虫が喰ったりしているもの。安心・安全ならそれで構わない。」という消費者様の声も。


しかし答はいずれもNOです。


私は有機農家で研修を受け、有機農業の勉強しかしていないので、前者のご主張は全く意味が分かりません。研修先では農薬も化学肥料も使わず、綺麗で美味しく強く長持ちする野菜を10年以上栽培し続けており、uramichi FARMも同じ農法で栽培しているからです。秘訣は土作り。化学の力に頼らず時間をかけて元気で丈夫な土を作れば、元気な野菜が育ちます。虫は弱い野菜に寄り付くので、強い野菜は虫も寄せ付けないのです。だから農薬は使う必要がありません。化学肥料と農薬に頼った土でいきなり農薬だけ減らしたらボロい野菜が沢山できることでしょう。しかし、時間をかけて化学肥料と農薬に頼らない土を最初の根本から作れば、綺麗で長持ちする野菜はちゃんとできるものです。


そして、後者の声はお師匠様が最も嫌うフレーズでした。無農薬だから見た目がボロくても仕方がないという言い訳は言語道断。手にとってワクワクする野菜を提供するのが農家の仕事。だからボロい野菜は畑に肥料として還元します。強い土で育てた野菜でも虫に喰われることは当然あります。曲がったり二股に分かれたり奇形も沢山出ます。でもそういう野菜は畑に肥料として還元して商品にはしません。綺麗なとこだけ出荷します。だからuramichi FARMの野菜は綺麗で長持ちするわけです。


その分手間暇かかりますが。大量生産大量消費で便利で安くとはいきませんが、地産地消で小さいけどキラリと光る商品をお届けしていきたいと思っております。



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